この記事では、ソニックステーションLIVEで放送されていた内容について書いてみたいと思います。
まずはじめに、ソニックステーションLIVEとはソニックに関する情報をソニックの開発陣の皆さんが話してくださるYouTube上の番組です。2020年の2月に第一回が放送されてから約1年間、月1回のペースで放送されていました。12月に最終回を迎えてしまいましたが、2021年の3月に悠木碧さんを迎えた特別版が放送されました。
2020年の8月からキャラクター夜話という企画が始まり、一人のキャラクターについて開発陣の皆さんが推し語りをしてくださる機会がありました。そこで初期スケッチ等の裏話が出たりしていたので、自分向けのメモも兼ねて皆さんが話していた内容をこの記事にてまとめてみます。
※自分でいくつか内容をピックアップしてまとめているので、一部記述不足な部分もあります。
■ソニック
- 音速で走る、冒険好きの青いハリネズミ。周りのルールや常識よりも、自分のルールに従って生きる真の自由人。普段はお調子者で、ピンチの時も飄々としているが、ここ一番という時にはクールに決めてくれる。
- ソニックアドベンチャー2で登場するビッグフットのメカデザインは星野さんが担当した。
- ソニックの良さ:ブレてない。芯が強い。気弱ずに自然体で、決める時はビシッと決めてくれる。
■テイルス
- 本名はマイルス・パウアー。二本の尻尾が特徴のキツネの男の子。尻尾が二本あることにちなんで、周りからはテイルスと呼ばれている。
- 昔は二本の尻尾のことで周りからからかわれて落ち込むこともあったが、ある日ソニックと出会ってソニックのカッコ良さに憧れて、追いかけて一緒に冒険しているうちに勇気と自信を身に付けていく。今ではテイルスという呼び名を好んでいる。
- 今まで助けてもらう側だったテイルスが「自分でもできるんだ」と自信をつけることができた大きなきっかけの一つに、ソニックアドベンチャーでの出来事が挙げられる。
- ソニックの可愛い弟分にして頼れる相棒。
- メモ:瀬上さんはテイルスのことは基本的に本名(マイルス)呼びしている。
- パウアーは時速を表す英語の「per hour」から、マイルスは距離の単位を表す「mile」からそれぞれつけられている。ソニックの「音速」と対比してそのように名付けられた。
- テイルスの初登場作品はメガドライブの「Sonic The Hedgehog 2」(日本では1992/11/21発売)。
- 赤いレシプロ飛行機「トルネード号」は元々はソニックの所有物。テイルスと出会って以降、メンテナンスや管理はテイルスが行っている(ソニックは面倒が嫌い、テイルスはソニックとメカが好き。ある意味win-winな関係)。
- 暗黒の騎士に登場する鍛冶屋「ブラックスミス」はテイルスにそっくりだけどテイルスじゃないヨ
■エミー
- ハリネズミの女の子。ソニックをどこまでも追いかける、自称・ソニックのガールフレンド。
- 明るいムードメーカーで行動力が抜群。ソニックと同様、弱いものいじめが大嫌い。
- 占いやお菓子作りが好き。気配り上手で面倒見も良く、とても頼れる存在。
- 初期のスケッチ:
- クラシック時代のエミーはソニックのことをソニック様と呼ぶ、おしとやかな性格だった(でもこの頃からかなりアクティブ)。
- エミーのピコピコハンマーはちょっとずつデザインが変わっている。
■シャドウ
- ソニックと瓜二つの姿の黒きハリネズミ。不老不死の究極生命体。目的のためなら手段を選ばない、危ういまでの純粋さも持つ。利害が一致する時はソニック達と共闘することもあるが、敵対することもある。
- 力を象徴させるため、シャドウのデザインは歌舞伎の「筋隈」(超人的な力や激しい怒りを表す)がモチーフとなっている(by 星野さん)。
- シャドウは手首と足首のリミッターを外すことで力を開放することができる。
- 瀬上さんが先行してスカイレールとラジカルハイウェイのBGMを作る際、「クールに徹したキャラクター」「危険な香りがする」というキーワードからキーはマイナー調にした。また「言葉数が少ない」「ピュア」なところから、端的に表す・曲の構成もミニマルにした(短くコンパクトにして繰り返す)。
- ちなみに瀬上さんのシャドウの好きなところは胸毛と一人称の”僕”。
- ソニックアドベンチャー2のボーカル曲を集めたサントラの名前で使われている「Unleashed」はシャドウを意識してつけられている。
- 悠木碧さんのシャドウの好きなところは、チャオガーデンで無表情でチャオを撫でたり物を持ち上げる時に出す「ふっ」という声。
エミーのピコピコハンマーのデザインが変わっていることやシャドウのデザインのモチーフが歌舞伎の筋隈からきていること等、知らなかった情報がいくつもありました。あと星野さんや瀬上さん、悠木さんが各キャラクターについて語ってくださるのを見て幸せな気持ちになりました。
ソニステライブは開発陣の皆さんのお声やお話を聞くことができる貴重な機会なので、これからも機会があれば是非また放送してほしいですね...!
Tweet
0 comments:
コメントを投稿