前の記事では編入試験を受験した時のことを一通り書きました。今回は電通大に編入学して最初に待ち構えていた単位認定の時の話をしてみたいと思います。
大学に入学する前の2月頃に書類が一式届きました。書類に大学の科目とそれに対応する(充てられそうな)高専の科目をそれぞれ書いて送ります。一つの科目に対して高専の科目を複数充てることもできるので、講義名にとらわれず大学の講義のシラバスをよく見て、使えそうな高専の科目があれば書いてみることをオススメします。申請には高専の授業のシラバスのコピーと成績証明書のコピーが必要となるので早めに準備しておきましょう。申請の作業用の書類についてはエクセルのデータもあると思うのでパソコンで書くと何かと楽です。そのまま認められるものもあれば不可や要面談となるものもあり、その場合は入学後に各先生と相談して認定してもらう作業(単位認定マラソン)が始まります。このことについては入学時に行われるガイダンスの時にも詳しく説明されると思います。
↑こんな感じで書いていきます。
申請して認定された科目
苦労したことやアドバイス
・英語
・基礎科学実験B
実験もレポートも大変という話しか聞かないので基礎科学実験A,Bだけは何としてでも認定してもらいましょう。自分は高専の時電子制御工学科だったので化学関係をあまり履修しておらず、基礎科学実験Bは最初申請が通りませんでした。でも噂を聞いており何がなんでも取らないとマズイと思ったので面談をお願いしました。化学系の授業がほとんど無くどうしようかと思ったのですが、工学実験の「温度変化による抵抗の変化の実験」等、キーワード的に化学に関係してそうなものを面談の時にシラバスを見ながらその場で徹底的にピックアップし、交渉しました。結果先生の寛大なご対応のおかげで認定してもらえました。1,2年の科目(特に必修)については先生方もできるだけ認定してあげようという気持ちがあると思うので諦めず交渉することが大事です。
・編入生同士で情報を共有する
どの科目を使って認定してもらったかやどの講義を取るかといった情報を編入生同士で共有することをお勧めします。自分の時は友達がLineとSlackのグループを作ってくれました。あと編入仲間で授業を一緒に受ける人が一人でもいると心強いです。
・大学の低学年の科目は優先して認定してもらうべき
大学1,2年の必修科目については3年次で落とした時点で留年が決まってしまうものが多く、専門科目を受講したいのに1,2年次のものが被って受講できないといったことも起こりうるので1,2年次のものは優先して申請し、否となっても積極的に交渉しに行ってください。
・先生へのアポのメールは早めに
授業があってなかなか時間がとれなかったり、単位認定の申請期限も一ヶ月くらいしかないので先生への面談のアポは早めにとりましょう。アポメールを何回も送ったのでメールの文章スキルが若干上がった気がします。
・交渉はやっぱり大事
先述したとおり認定したい科目に対して高専の科目を複数充てることができます。先生にもよりますが科目の一部分だけ使うというトリッキーなやり方もできるので、キーワードが大学の講義のシラバスと被ってる等少しでも可能性があれば申請・交渉してみてください。ダメだと思っていた科目が認定に使えたということもあるのでダメ元で行くのは大事です。
記憶を頼りに書いてるので思い出せてないことも多々あると思いますがこんな感じでした。最後に自分が単位認定の作業をする時に参考にさせていただいたページのURLを載せます。アドバイスや流れが詳しく書かれており、本当にお世話になりました。
電通大の単位認定について. −なっちゃんのめもがき。
電気通信大学の単位認定のおはなし −ろうでんのブログ
電通大編入の単位認定 −やっちのわいわい日記
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