私事ながら先日より一人暮らしを始めました。初めての経験なので、部屋探しから家具家電の購入まで手探りな状態で進めてました。
初めての場合、一人暮らしをするにあたっていつ・何をすれば良いのか等など分からないことだらけだと思います。少しでも疑問を解決するヒントになればと、今回は自分が一人暮らしを始めるまでの間に調べたことや得た知識をメモとして残してみたいと思います。
※この記事は「4月から新社会人となり、3〜4月から一人暮らしを始めようと考えている方向け」の内容となっています。
■部屋探しから引越しまでの大まかな流れは?
自分の場合ですが、部屋探しを始めてから実際に住み始めるまでの流れは以下のようになりました。
- 11月〜12月:住むエリアを決めた
- 2月初め:エリア周辺にある部屋探しを始めた
- 部屋探しから一週間後:内見
- 内見から約1週間後:部屋決め・申込み
- 申込みから1週間後:初期費用の振り込み
- 申込みから10日後:本契約
- 部屋探しから約1ヶ月後:入居可の状態に
■住むエリアはどんなところが良いのか?
一人暮らしをするにあたってまず悩むのが住むエリアだと思います。実際自分もどこに住むかを決めるのには時間を要しました。
住むエリアを決める時に、Twitterで見た以下の情報を参考にして探していました。
- 会社から頑張れば歩いて帰れる距離(5〜6km、遠くても10km以内)
- 玄関のドアからオフィスまでにかかる時間が45分以内(長くても1時間以内)
- 街の雰囲気が良い・閑静な住宅街
- コンビニや飲食店等が多くある
- 交通の利便性がいい(会社に電車で行きやすい、自転車で行ける範囲に遊べるエリアが色々ある)
■部屋探しのタイミングはいつが良い?
部屋探しのタイミングとしては、基本的には「住み始める約1ヶ月前」あたりから始めると丁度良いと個人的には思います。理由としては、気に入った部屋を見つけてそこに申込みをすると、大体の場合3〜4週間後から入居できるようになる(=家賃が発生する)ためです。
自分の場合、2月の初め頃から少しずつ部屋探しをして約一週間後に計6件ほど内見をし、気に入った部屋を2/11に管理会社の方に申込みをして2/21に本契約をし、3/1から入居可の状態となりました。初期費用は2/19に振り込みました。
しかし1〜3月は不動産が繁忙期であり良い部屋はすぐ無くなってしまうこともあるため、必ずしも住み始める1ヶ月前が良いとは限りません。
家賃の発生を抑えたかったので、3月の後半あたりから入居しようと最初は考えていました。しかし2月の後半から部屋探しをする場合、良い部屋が無くなっていたら嫌だったので早めに部屋探しをして3月分の家賃は住んでいなくても払うことにしました。
自分は心配だったので早めに部屋探し・契約をしましたが、実際には「2月後半〜3月でも良い部屋は残っている」ように感じました。というのも、2月後半や3月には退去予定物件も多く出始めるので、良い部屋が全く残っていないのでは?という心配はしなくて大丈夫だと思います。
ただし2月後半や3月は部屋探しをする人の数も多くなるので、良い部屋があったとしてもすぐに取られてしまう可能性も高くなります。その点は留意してください。
■部屋探しの時に利用していたサイトや意識していたポイント
- まず最寄駅を指定する
- 家賃の上限を指定する(管理費・共益費込みで指定)
- その他の条件を指定(駅から徒歩○分、バス・トイレ別、間取りなど)
- 家賃の上限を少し緩和してみる(家賃の上限を高くしてみるとより良い物件が見つかったりする)
- 条件指定が厳しすぎる場合は条件を変えてみたりする(絶対外せない条件は変えなくても良い)
- 間取りと写真からどんな部屋かをイメージし、「実際に自分がそこで生活するようになった場合のイメージ」を持てるか
- この部屋で良いかの判断をする際、
・間取りや写真・部屋の情報:50%
・直感(サイトや実際に部屋を直接見て感じた印象):50%
で判断するようにしていた(どちらか一方だけで判断はしないようにしていた) - 部屋に求める条件に優先順位をつけて、絶対に外せない・優先順位の高い条件は妥協しないようにした(自分の場合「近くにコンビニがある」「バス・トイレが別」「音の問題が少ない(音漏れしにくい・周辺が静か)」など)
■初期費用について
自分も一人暮らしについて調べるまで知らなかったのですが、一人暮らしをする場合初期費用が結構かかります。
一般的には家賃の5〜6ヶ月分近くかかると考えていた方が良いと思います(都心の場合。エリアによって変わる可能性あり)。大まかな内訳としては、
- 敷金(退去時の修繕費等に充てられる費用):家賃の約1ヶ月分
- 礼金(大家さんに対してのお礼の意味として):家賃の約1ヶ月分
- 前家賃(翌月分の家賃を前もって支払う):家賃の約1ヶ月分
- 仲介手数料(不動産会社に対する成功報酬):家賃の約1ヶ月分
- 保証会社利用料:家賃の約1ヶ月分
- 鍵交換費用や火災保険料など
という内訳になるかと思います。物件によっては敷金・礼金が0円だったりするところもありますが、個人的には「敷金あり・礼金0」物件を探すと良い(敷金0物件は避けた方が良い)と思います。
理由としては、礼金は昔からの慣習のようなもので物件の内容とは直接関係が無い場合が多いですが、敷金は物件に関係するお金であり、敷金が0の物件は退去時に高額な請求をされる等の可能性もあります。
敷金礼金0物件は時々見かけることもあると思いますが、このような物件は備考欄をしっかり確認してから判断するようにしましょう。
■家賃はどのくらいが良い?
家賃はいくらぐらいまでにするのが良いか、ということについてよく言われるのは「手取り額の1/3までに抑えた方が良い」という基準です。自分もこの基準を家賃の目安としていました。
※手取り額:給与から税金や社会保険料を差し引いた分の金額。手元に残るお金。目安としては月給の約8割になることが多いみたいです。
これはあくまで目安なので、手取り額や部屋のグレードに応じて適宜設定できればと思います。
■申込み後、入居までにやることは?
良さそうな部屋に申込むと、入居日がいつ頃になるかを教えてもらえると思います。申込み後に初期費用の支払いと本契約をすることになりますが、それ以外に入居日までにやるべきことをいくつか挙げてみます。
・インターネットの申込み・契約
2〜3月は光契約の申込みが集中し、インターネットの契約に時間がかかります。自分の場合2月末にドコモ光に申込みをしたのですが、工事日が3月末になると言われました。光回線の開通は申込みから開通まで時間がかかるので、入居日が分かり次第光回線の申込みをしてしまっても良いと思います。
・本契約後、ライフライン(水道と電気・ガス)の開通
・カーテンと照明の購入
引越しの時に外から丸見えになってしまうので、カーテンが無い場合は買っておくことをお勧めします。あと部屋に照明が無い場合は照明器具も買っておいた方が良いと思います。
・引越しの予約
自分は自家用車で家から物を持って行ったので引越し業者は利用していないのですが、もし引越し業者を利用する場合は、入居日が分かり次第予約を入れておいた方が良いと思います。
・転出届の発行
就職などで住民票を移す場合は、住み始める前までに役所で手続きをして転出届を受け取っておきましょう。
■入居後にやるべきこと
・転入届の提出
住民票を移す場合は、引越し前のエリアの役所で発行してもらった転出届と一緒に転入届を引越し先のエリアの役所に提出しましょう。
・本人確認書類の住所更新
本人確認書類が必要となる場合に備えて、マイナンバーカードや運転免許証等に書かれている住所を早めに現住所に変更することをお勧めします。
(人によっては他にもやるべき手続き等があるかもしれません。事前によく確認してみてください。)
覚えている範囲で一人暮らしに関することをいくつか書いてみました。他にも思い出したことがあれば、この記事に追記したり別記事として書くかもしれません。
一人暮らしはやることや調べることが多くて大変ですが、一人で抱え込まず家族や一人暮らしをしている友人、不動産屋の方等とぜひ相談してみてください。色んな人の視点や意見をもらうことで、より良い部屋探しができるようになると思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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