2023年2月7日火曜日

今まで経験した日雇いバイトの話



学生時代、時間を縛られてしまうことがあまり好きではなかったため毎週決まった時に働くアルバイトではなく、金欠になったタイミングで都度日雇いバイトを入れていました。

体力が全く無いのに力仕事を入れてみたり、ひたすら漫画の仕分けをしたりと色々な種類の仕事を経験しました。完全に雑談的な内容なので全然見なくて大丈夫ですが、今までやったことのある仕事についてふと書きたくなったので今回記事にしました。

経験した仕事をいくつかピックアップします。「色んなことしてたんだなぁ」くらいの感覚で見ていただければ幸いです。


■飲食店での日雇いバイト
飲食店では以下のような仕事を経験しました。

・東京ビッグサイト内の飲食店でのキッチン内作業(食器洗い、盛り付け、ホール業務)
お台場に行きたいという理由で応募しました。東京ビッグサイト内のとあるレストランにて、食器洗いや一部料理の盛り付け、ホール業務を担当しました。どの作業もスピードが求められ、特にランチとディナーの時間帯は次々に仕事が発生して大変だったのを覚えています。でも東京ビッグサイトという場所で仕事ができたというだけでも不思議な気分になれて楽しかったです。

・しゃぶしゃぶ店での店内清掃と盛り付け作業
芸能人のサインが店内に何枚もあるような、有名なしゃぶしゃぶ店での仕事でした。営業時間までは店内の掃除をしたり料理の準備をして、営業時間中はしゃぶしゃぶ用に提供する野菜を皿に盛り付けするのをひたすらやるような形でした。キッチンスペースが狭かったので盛り付けが終わった料理を置く場所がしばしば足りなくなり、置き場所を工夫するのが大変でした。

・高級蕎麦店での食器洗い
麻布十番にある高級な蕎麦屋でバイトを募集していて、物珍しさから応募しました。ここでは食器洗いがメインで、お皿や蕎麦を置くざるを洗っては棚に置くのをずっとやっていました。2回勤務したのですが、1回目は優しかったのに2回目は指導が少し厳しくなって少し辛かったです。落ち着いた雰囲気の店内で料理もどれも美味しそうだったので、機会がある時に食べに行きたいです。

・個人のラーメン店での食器洗い及びオーダー業務
駅から歩いて10分くらいのところにある、個人でやってるラーメン屋でした。食器洗いくらいかなと思っていたら、オーダーを聞いて厨房に伝えたり食材を細かくしたりと色々な仕事を任されて無理では?と思いつつ仕事に着手しました(実際全部をやるのは無理だったので仕事量は途中で減らしてもらいました)。手動のフードプロセッサー(紐でひくと歯が回転するやつ)で食材を細かくする作業をしている時にフードプロセッサーを壊すという事件を起こしてしまうなど、ここでのバイトは色々と苦い思い出があります。

自分は調理スキルがないので食器洗いが中心でしたが、飲食店でのバイトは
  • 活気があって楽しい
  • 覚えることが多くて大変
  • 昼と夜の時間帯はかなり忙しくなる
という印象でした。料理を提供する側に立つのは新鮮な気持ちがして楽しかったのと同時に、調理場やホールで働く方々の大変さを実感しました。



■力仕事
・倉庫内作業(荷物運び)
ホームセンターの物流倉庫で、こたつやテーブルなど店舗に出すアイテムをレーンから指定の場所まで運ぶ仕事でした。運ぶのは重いものばかりでほとんどが10〜20kg、中には30kgのものもあり、力のない自分にとっては大変でした。腰を痛めそうだったので身体へのダメージを減らしながら運ぶ術をずっと考えながら作業していました。同じ場所で何回かバイトしたのですが、食堂のカレーライスが美味しくて毎回楽しみにしていました。

・レーンで流れてくる荷物の仕分け作業
レーンで流れてくる荷物を仕分けて台車に乗せていくという仕事でした。重い荷物も多く流れてくる上に、真夏なのにクーラーがかかっていない(たしか扇風機もなかった記憶)場所での作業だったので地獄以外の何物でもなかったです。途中冗談抜きで「死ぬかも...」と何度か思いましたが何とか無事に生き抜きました(ちょうどこの頃ソニックマニアが発売されて間もない時で、家に帰って早くソニックマニアで遊びたいという気持ちがあったおかげかもです)。このバイト以来似たような仕事を選ぶことは無くなりました。

・イベント会場のテント設営
広場でイベントの開催があり、その時に使用するテントを設営する仕事でした。テントの数は結構多くて10以上はあったと思います。イベントテントの脚や骨組み・内部に配置するものがトラックに載せられていて、複数人で協力しながらそれを降ろして設営していく、ということをやりました。テントの脚や骨組みは数が多い上に組み立てが大変で、また会場の広場も広かったので移動に設営にとにかく体力を使いました。自分のように体力がない人間にはとても大変な作業でした。

力を使う仕事を何件か経験しましたが、力仕事は自分には向いてない(というか無理)ということを痛感しました。応募ページには「仕分け作業」「イベント設営」くらいにしか書いておらず、作業の詳細が書かれていないケースが多かったのでいけるだろうと思って応募していました。できれば具体的な作業内容も書いて欲しいと思いつつ、良い勉強になりました。応募ページに段ボールの画像を載せている案件は警戒するようになりました。


■イベント関連
・大学内の生協での本の運搬
とある大学の生協で本の運搬のバイトがあったので応募しました。トラックに書籍が積んであり、そこから生協まで運搬して所定の場所に並べていくという作業でした。一緒に作業したのはみんな年齢が近い人たちで、担当の方も優しい方だったので温かい気持ちでその日仕事ができた記憶です。仕事終わりに、一緒に仕事をした1人とビーナスフォート内の飲食店でご飯を食べたのも良き思い出です。

・肉フェス会場:かき氷屋での盛り付け及び呼び込み
お台場で開催された肉フェスにて出店していたかき氷屋さんがバイトを募集しており、珍しさから応募しました。かき氷に盛り付けをしてお渡しする&お会計する仕事と、店の前で呼び込みを行う仕事を時間ごとに交互に行いました。フェス会場で仕事をするという非日常感が楽しく、お店の方々も優しかったので楽しく仕事ができたのを覚えています。肉フェスという有名イベントでの仕事ということもありかなりの作業量を覚悟していたのですが、バイトをしていた日は平日&天気が悪い&外寒いという状態だったためお客さんが全然おらず、あまり仕事がないまま終わりました(お店の方とちょいちょい雑談して過ごしていた)。

・よみうりランド:BBQ器具のセッティング、テント内清掃
よみうりランド内にある飲食店でのバイトでした。手軽にBBQを楽しめるお店で、BBQに使う器具や食材セットを運んだり、お客さんが帰った後に会場を掃除したり器具を洗う作業をしました。バイトの日は学校の行事?で幼稚園生と中学生がそれぞれクラス単位で来店していたのでお店が若さで溢れていました。下の年齢の子と接する機会が普段全くないので仕事をしながらエネルギーを勝手に分け与えてもらっていました。みんな楽しそうにBBQをしている姿を見てこっちも楽しい気持ちになったのを覚えています。

イベント関連の仕事は作業内容にもよると思いますが、非日常感を味わえるものが多くどれも楽しかったです。お店側として関わると違う視点でイベントやお客さんを見ることができるので色んな発見があったりもします。機会があればまたいつかイベント系のバイトやりたいです。



実際には計30種類近くの日雇いバイトを経験しましたが、全部書くのもあれなのでここまでにします。

様々な日雇いバイトを経験したことで、自分に合う仕事と合わない仕事がある程度分かるようになりました。自分の場合、PCを使う業務や単調作業は得意でも力仕事は絶対的に無理だということを実感しました。

個人的には、日雇いバイトはやったことのない仕事を簡単な説明だけでいきなりさせられるケースも多々あったので大変な部分もありましたが、色んな仕事を経験できたのはとても楽しかったです。
また、バイトを通して仕事の大変さと「色んな人の仕事のおかげで社会は支えられている」ということも改めて実感できました(ジョージアのCMで似たようなコピーがあったような)。社会人になって仕事をしするようになった今でもそれはとても感じています。

日雇いバイトを通し、働いてくださっている皆さんへの感謝の気持ちがとても高まりました。そのような面でも学生時代に日雇いバイトという選択をして色んな仕事ができたのは良い経験でした。

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